ありままゆるゆる育児日記

ゆるっとした育児を目指しています。

母の子育てから学んだこと

今日は私にいい影響を及ぼしてくれた母の育児について書きたいと思います。

母は不器用な人ですし、父と一緒に居酒屋をやっていたので、仕事、家事、育児を両立をしなければならず、大変だったと思います。子供がと一緒にいる時間は専業主婦のお母さんよりは少なかったと思いますが、育児書が大量にあったことから、一生懸命育児をしようとしてくれていた様子が伺えます。

しかし、子供である私の記憶に残っているのは、育児書に書いていそうな難しいことではありませんでした。

私の記憶に残っていることは主に4つです。

①にっこり笑いかけてくれた

②私の味方でいてくれた

③謝ったら許してくれた

④人前で私を褒めてくれた

①にっこり笑いかけてくれた

特に何があったわけでもなく、目があうとにっこりしてくれました。

私は母の笑顔を見るとふわぁーっと暖かい気持ちになり、とても嬉しかったです。

私はそこから、自分から笑いかけると相手も嬉しくなるんだ!ということを学び、幼少期は知らない子供にガンガン笑いかけ、話しかけていたので、色んな場所で友達を作れました。

②私の味方でいてくれた

例えばテーブルに頭をぶつけてしまった時、「気をつけなきゃダメでしょ」と注意されてもいいところですが、「痛かったねぇ。ありちゃんを痛くしてダメでしょ!このテーブルは!」とテーブルをペシペシしていました。それを見た私はなんだかおかしくて嬉しくて、痛みを忘れました。痛いの痛いの飛んでけ!より効果があったと思います。

③謝ったら許してくれた

私はよくトイレの寸前でおしっこを漏らしてしまっていました。おしっこに行きたい!と思ってからダッシュで行くのですが、間に合わなかったのですねー

子供にながらに隠蔽しようかとか言い訳しようかとか悩むのですが、どっちも上手く行く気がせず観念して正直に母に言いました。そうするといつも母は正直に言って偉いと褒めてくれました。後から聞くと

「ごめんなしゃーい(>□<、)」

と言って間に合わなかったことを悔しがる私が可愛かったそうですw

友達の場合はそういうときに正直に言っても怒られたそうで、何か間違えてしまう度にバレないようにごまかそうとするようになったそうです。

母のおかげで素直にごめんなさいが言える子になったと思います。

④人前で私を褒めてくれる

今でこそ人前で自分の子供悪く言うのはやめようという風潮がありますが、つい身内の事って人前でひどく言っちゃいますよねぇ(´ω`;)謙遜とか自虐の気持ちなんでしょうけど、言われた子供をは結構傷つくものらしいです。

しかし、うちの母は人前でも私を褒めてくれたんです。「私は方向オンチなんだけど、この子はしっかりしてるから助かるのよぉ」とかね。

褒め言葉って人づたいに聞くと嬉しさが2倍になるらしいですね!

「素敵な方ですね」って直接言われると「またまたぁ〜」って感じだけど、「〇〇さんから素敵な方だって言ってました」って言われたら「えっ!〇〇さんたらそんなこと言ってたんだ…(*´艸`*)照」ってなるみたいな(笑)←単純w

それと似たような効果があって2人っきりの時に言われるよりも人前で褒められた方が嬉しくなるような気がします。

うちの母は料理もあまりしませんし、片付けも苦手です。世間に良くある理想の母親像とは違ったと思います。そんな母ですが、私も人の親になってみて母の偉大さを知りました。特に印象に残っている場面として上の4つを挙げましたが、思い出の一つ一つから「お母さん、私のこと大好きだったんだなぁ」っ感じます。そして、これが母が子にできるすべてなんじゃないかなぁと思います。表現の方法はそれぞれだと思いますが、自分の子にとにかく「あなたは愛されてるんだよ〜」って伝えること。これが全て。そう思ってこれからも育児頑張ります☆